2011年02月10日

1911年の年賀状・その5

1911年 4/12

12枚組の年賀状の4枚目。
グレイに見える地色は銀色です。スキャン画像なので
再現できないのですが、落ち着いた光沢があります。
幅の細い横縞が一面に入っていますが、このラインは
印刷された線というより細かい破線のくぼみのように見えます。

1911年 4/12拡大

そこに光沢のある銀色がくぼみ部分を残すように印刷されているので、
織物のような質感があります。
使われている色数も少なく、絵柄も七福神ですからパッと
目立つものではないのですが、この地の凝り方には感心させられます。
扇面のウグイス色の部分にも浅いエンボスの破線がはいっていて、
こちらはすっかりぬりつぶされています。

1911年 4/12拡大

ところでこの七福神、車座になってのんびりくつろいでいるところが
なんともいえません。
布袋様の後頭部と恵比寿様の膝に手をついた後ろ姿がかわいいです。
地味なようでじんわりと捨てがたい魅力のある絵です。
posted by ゆきこ at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 1911年の年賀状
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