12枚組の年賀状の5枚目です。
黒っぽく見える富士山は金色で印刷されています。
スキャン画像なので光沢がまったく再現されていません。
画面は冨士、空、たなびく霞、松で大胆に分割されています。
それぞれがくっきりとした単色で塗り分けられており
冨士の金色とあいまって非常に明るく華やかな感じがします。
干支のいのししを黒一色で配置し、冨士の山裾には
その足跡に模して年賀の言葉が書かれています。
単純な構成ですが、版ずれを思わせるような松の緑の配置で
松林に奥行きと動きが感じられます。
はっきりとした原色を組み合わせつつお互いが喧嘩しないように
要所要所に配置した白のバランスの良さも見事です。
また、しっかりと浮きだし加工も施されており見ていて飽きがきません。
それにしてもこの配色。空を横切る三本のラインというのも大胆ですが、
そこにこの赤を持ってくるとは…。真似できません、脱帽。
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